永禄13年(1570年)、徳川家康公が浜松城に入城する際、北遠の霊山・秋葉山(浜松市天竜区春野町)から城の近くの丘陵地に勧請したのが浜松秋葉神社の始まりです。毎年1月28日に神札や正月飾りなどを納める「焼納祭」(しょうのうさい)、農作物の豊凶を占う「管粥祭」(くだがゆまつり)が行われ多くの方が参拝されます。
【本堂】
家康公への忠誠を誓った旧武田家臣団の起請文が奉納されており、家康公は、戦国最強の武田の赤備えを徳川四天王の一人、井伊直政に任せました。このことから浜松秋葉神社は「井伊の赤備え」発祥の地と言われております。
歴代の浜松城主の崇敬も厚く、多くの灯籠が寄進され現存しているものもあります。
【町衆灯籠】
浜松秋葉神社は、火防の神社として有名です。縁結び、家内安全、子宝、子育て、子孫繁栄の神様もお祀りしています。
御前崎市から湖西市に至る地域一帯の秋葉信仰の中心としての役割を担い、浜松や三河などの大名から町衆まで幅広く崇敬されてきた、歴史ある神社です。深い緑に包まれた境内をゆっくりと散策も可能です。
【奥平信昌邸跡】
境内には、三河出身の武将で、後に家康公の長女亀姫の婿となり長篠の戦いでも有名となる奥平信昌の屋敷がありました。
【記念植樹】
境内には、武田信玄公生誕500年と当神社の家康公ご勧請450年を記念して2021年5月に植樹祭が行われ2本のもみじが植樹されました。
<浜松秋葉神社のご案内> | |
場所(住所) | 静岡県浜松市中区三組町39番地 |
交通アクセス | 遠州鉄道バス 遠州浜蜆塚線 秋葉坂下バス停下車 徒歩5分 |
浜松秋葉神社は、家康公ゆかりの地です。是非お越し下さい。