
花のリレー・プロジェクトとは、静岡県掛川市のJR東海道線掛川駅から湖西市の新所原駅まで全長67.7㎞を結ぶ天竜浜名湖鉄道(通称:天浜線)の沿線一帯を花で活性化させようと、はままつフラワーパークの塚本こなみ先生に御助力を仰ぎ、浜松いわた信用金庫、はままつフラワーパーク、天竜浜名湖鉄道が三位一体となり2018年にスタートしたプロジェクトです。
金指駅植栽地

金指駅植栽地の魅力は、列車旅の途中で気軽に立ち寄れることにもあります。列車の待ち時間に花を眺めたり、乗り降りのタイミングで写真を撮ったり、短い時間でも季節を感じられるのは駅周辺ならではです。もちろん、花を目当てに訪れて周辺を散策するのもおすすめです。天竜浜名湖鉄道の沿線には、のどかな田園風景や地域の見どころも点在しているので、花とあわせて“ぷらっと”歩く楽しみが広がります。

春から初夏へと季節が進むにつれて、主役の花が少しずつ入れ替わり、景色の印象も変化していきます。同じ場所でも訪れるたびに違う表情に出会えるのが、「花のリレー」らしい楽しみ方です。「前回は赤が印象的だったけれど、今日は紫が増えてきた」「花の背丈が伸びて景色が変わってきた」など、変化を見つけること自体が散策の楽しみになります。

赤いシャーレーポピー、青いヤグルマギク、そしてこれから咲き進むバーベナ・ボナリエンシス。季節のバトンを受け渡すように、金指駅の植栽地では花の景色が続いていきます。
【シャーレ-ポピー】


現在、植栽地でひときわ目を引くのが、鮮やかな赤色が風景を明るく染めるシャーレーポピーです。日差しを受けると花びらが透けるように見え、軽やかな質感がいっそう春らしさを引き立てます。風が吹くたびに花がゆらゆらと揺れ、静止画では伝えきれない“動きのある景色”を楽しめるのも魅力です。歩く速度を少し落として眺めると、花の揺れや光の変化がより感じられ、散策時間が豊かになります。
【ヤグルマギク】


そして、その赤に寄り添うように咲くのが、落ち着いた青色が美しいヤグルマギク。すっと立ち上がる花姿が特徴で、可憐でありながら凛とした雰囲気を持っています。赤いポピーと青いヤグルマギクが並ぶことで、互いの色が引き立ち、植栽地全体にメリハリのある景観が生まれています。写真を撮る場合は、少し低い位置から花越しに駅や空を入れると、季節感がより伝わる一枚になります。
【バーベナ・ボナリエンシス】

さらに、これから見ごろを迎えてくるのがバーベナ・ボナリエンシスです。細く長い茎の先に小さな花が集まって咲くため、近くで見ると繊細で、少し離れて見るとふわっと霞がかかったような軽やかさがあります。高さが出る植物でもあるため、植栽地に“奥行き”や“立体感”を生み出してくれるのもポイントです。
金指駅植栽地のご案内
天竜浜名湖鉄道 金指駅 徒歩すぐ
〒431-2213 静岡県浜松市浜名区引佐町1033-1
お近くにお越しの際は、ぜひ金指駅で途中下車して、今だけの風景をゆっくりとお楽しみください。