切り絵アーティスト福井利佐の新境地
自然の魅力を引き出す技巧と観察眼
展覧会は、静岡市出身の切り絵アーティスト福井利佐さんが、福音館書店「月刊かがくのとも」2022年11月号で発表する「からまつ―ふじさんに もりを つくるき―」の作品を中心としています。
富士山と、その厳しい自然の中で生き抜くカラマツを切り絵で見事に表現しています。
富士山の山肌のやさしさと厳しさを兼ね備えた姿、カラマツのたくましさは、多くの人々のこころに、これまでと違う富士山の見方を示してくれるでしょう。
また昆虫の作品も展示されます。福井利佐さんの昆虫をいつくしむ目を感じます。
そして、卓越しているのは「音」を切り絵で表している点。
福井利佐さんならではの、才能を感じてください。
開催期間 | 2022年10月15日(土)~12月11日(日) |
開催時間 | 午前10時~午後5時(入館は4時30分まで) |
会場 | 駿府博物館 静岡市駿河区登呂3-1-1 静岡新聞放送会館別館2階 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館) |
観覧料 | 当日券 高校生以上800円 ※中学生以下・障がい者手帳ご提示の方は無料 |
主催 | 駿府博物館(公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団)、静岡新聞社・静岡放送 |
後援 | 静岡県教育委員会、静岡市、静岡市教育委員会、焼津市教育委員会、藤枝市教育委員会 |
関連リンク | http://www.sbs-bunkafukushi.com/museum/exhibi/ |
繊細な線を重ねたカラマツや雄大な富士など切り絵アートの世界が展開されます。個人的には昆虫の切り絵も楽しみです。ぜひご覧ください。
また、駿府博物館からのお知らせです!
「静岡大学の学生が駿府博物館の所蔵品をグッズ化しました。」とのこと。
これは、静岡大学の学生グループ「ランジ de 茶蘭字(challenge)!」がこのほど、静岡市駿河区の駿府博物館の所蔵品で茶箱の輸入ラベルに使用されたラベル「蘭字」を使ったグッズを開発、発売しました。
若者に静岡県の茶文化に関心を持ってもらおうと、明治初期から昭和のはじめにかけて作られた茶箱に貼られたラベル「蘭字」に着目。「レトロかわいい」をトートバッグ、巾着、ステッカーに仕上げました。東急ハンズ静岡店、玉露の里、藤枝市観光案内所、TEASEVENの通販などで扱っています。
問い合わせは同グループ challenge.ranji@gmail.com へ