多彩なアートが紡ぐ、猫と人の温かな関係
日々の喧騒に少しだけ疲れを感じたとき、ふと愛らしい猫の姿を目にすると、強張っていた心がふわりと解けていくのを感じたことはありませんか? この春、静岡で心温まるひとときを約束してくれる特別な展覧会をご紹介します。
伊藤まさあき(イラストレーター)
2026年4月25日(土)、静岡市駿河区の駿府博物館で幕を開ける「東京猫美術展」は、そんな「猫という愛すべき存在」を主役にした、物語に満ちた展覧会です。

表現者たちの瞳が映し出す、無二のパートナー
会場に一歩足を踏み入れると、そこには多様な「猫へのラブレター」が並んでいます。 特筆すべきは、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之さんや、俳優・タレントの川﨑麻世さんら、各界のクリエイターたちが寄せた作品群。彼らが見つめているのは、単なる「作品としての猫」ではありません。共に暮らし、体温を感じ、時には励まされてきた「家族」としての温かな眼差しです。プロの作家とはまた異なる、一人ひとりの生活者としての愛情が、作品を通じて私たちの胸に静かに響きます。
土屋伸之(お笑い芸人)
癒やしの先にある、小さな「願い」
本展の魅力は、単なる「可愛らしさ」の展示に留まらない点にあります。 猫たちの愛くるしさに癒やされる空間のなかで、展示はそっと、現代の「保護猫」たちが置かれている現状にも光を当てます。それは決して重苦しい告発ではなく、「この愛しい存在を、社会全体でどう守っていけるだろうか」という、未来への優しい問いかけです。
「猫に癒やされ、猫の幸せを願う」。 その循環こそが、私たち人間にとっても真の豊かさにつながるのだと、展示室を巡るうちに自然と気づかせてくれるはずです。
中島祥子(猫の妖精作家)
暮らしに連れて帰る、猫の余韻
鑑賞後の高揚感をそのままに、ミュージアムショップもまた「猫だらけ」の幸せな空間へと変わります。作り手のこだわりが詰まった猫モチーフのグッズたちは、日常に戻った後も、展示会で感じた優しい気持ちを思い出させてくれることでしょう。
新緑の季節、ゴールデンウィークから初夏にかけて。 猫への愛に溢れた駿府博物館で、あなただけの「癒やしの物語」を見つけてみませんか?
大森英敏(アニメーター)
■ 開催概要
- 展覧会名: 東京猫美術展
- 会期: 2026年4月25日(土)~6月14日(日)
- 休館日: 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)、5月7日
- 会場: 駿府博物館(静岡市駿河区登呂3-1-1)
- 開館時間: 10:00~16:30(入館は16:00まで)
- 入館料: 一般 800円 高校生400円